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2017年3月

2017年3月 4日 (土)

首相夫人は公人か私人か?

森友学園の土地購入の問題が浮上した。

新設される小学校の名誉校長として安倍首相夫人の昭恵氏が就任予定であった。
開校はされていなかったが、正確に言うと就任していた状態であった。
この肩書きにより、世間に対して、また土地購入に当たっての役所に対しさまざまな影響力が
あった事は間違いない。
いま国会で喧々諤々の議論となっているのが、首相夫人は公人か私人かという問題である。その事に関して私なりの考えてみた。
その答えは、法的に言えば安倍首相の言うように私人とみなされるのかもしれない。
しかし、それは普通の生活を個人として行っている時の事であり、自ら「安倍首相の妻」と名乗った瞬間、又は利用しようとする第三者が「安倍首相夫人の、、、」と発した瞬間に「公人に準ずる」と見なすべきであろうと思う。
日本国の公のトップが首相であり、「安倍首相夫人」という肩書きの影響力はとてつもなく大きい。与党と野党の議論は、双方が同じ角度から議論しなければ、方や私人としての根拠、方や公人としての根拠を振りかざし、どこまでいっても平行線となるであろう。
今回の件では、公人に準ずるとみるべきであろう。
ただ、今回の件で山本太郎氏が国会で発言した「アッキード事件とも言われている」という
発言には賛成しかねる。よくある事だが、誰かが言ったのかもしれないが、世の中のほとんどの人はその事を知らない中で、世にアッキードというネーミングを披露したのは山本太郎氏自身で、もしかしたら本人がネーミングしたのかもしれない。
そういうたぐいの物を、「アッキード事件とも言われている」という言い方をする事に対しては強い嫌悪を覚えた次第である。
今回の問題で、土地の購入に関してはもちろん真相を解明しなければならないが、私が大きな危惧をもったのは、現役の首相夫人が、教育勅語を暗唱する児童に感激し、そういう教育だと認識した上で名誉校長を引き受けた事に関してである。
右傾化が言われる中、韓国や中国を嫌悪するような教育を幼い子供の内から刷り込むような、そんな学校の名誉校長を引き受けたという現実をこそ直視し考えなければならない。

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