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2016年11月 2日 (水)

テレビの中だけにある言葉の不思議

実際にはほとんど誰も使っていない言葉。そんな言葉がテレビで使われ、違和感なく受け止められているのは何故だろう?と以前から疑問に思っていた。

10年ほど前、よく目にした保険のCMがあった。家庭内での会話なのだが、60才くらいのその家の主が、「ワシらの若い頃は、、、、」と言うのだが、この「ワシ」と言う言葉、現実には聞いた事がない。もちろん、地方によって使われる地域がある事は承知しているが、このCMの設定は標準語である。10年前の60才は、ビートルズ世代であり、グループサウンズ世代である。その人が、年齢を重ねたら自分の事をワシと言うようになるだろうか。ただ、テレビで年配の男性を強調する時、このワシという言い方が妙にはまるのも確かだ。
不思議なものである。
そう言えば、アニメのサザエさんの中の波平さんもワシと言っている。会社に勤めているようなので60才前の可能性もある。
もう一つ、いま放映中のスカパーのCMなのだが、堺雅人が秘書の面接をして「明日から来たまえ」というもの。今の世の中で、「来たまえ」などという社長がいるだろうか?
二つの言葉に共通する意味。テレビと言う媒体で、おじいちゃん、社長(偉いさん)を強調する時に、おじいちゃんのイメージが「ワシ」であり、社長のイメージが「来たまえ」であるのだろう。あらためて不思議な常識を認識させられた次第である。
 

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