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2016年9月27日 (火)

政治家の知らざれぬ一面 その1 亀井静香

亀井静香という政治家。元警察官僚で強面(こわもて)のイメージ

いかにも政治家というようなタイプで、いつの間にか自民党の実力者になり、気がつくと中曽根派から渡辺派と続く派閥を外部からきて継承していました。
完全に総理大臣狙い妥協しても権力に近づくと思っていましたが、ご存知のように小泉郵政改革の中で、小泉ブームに対して抵抗勢力、守旧派と呼ばれました。
この段階で多くの国民は小泉さんを圧倒的に支持する流れになって、ある意味悪人扱い。国民新党という小さな政党の幹事長になりました。
私は、国民新党も亀井静香という人物も全く支持していませんでした。
小泉さんが退陣してから、国民新党が自民党と連立し郵政改革の手直しが行われた時、私は快い印象は持っていませんでした。しかし、しかしだったのです。
数年前の総選挙の選挙期間中にゲストでラジオの文化放送に出ていた亀井さんの話は、本当に的を得ていました。政治家の本音を久しぶりに聞いた気がしました。

それまで郵政改革に反対している抵抗勢力の本音は票田である特定郵便局長会の利権を守るという事が大部分を占めていると思っていましたが、、、。

私は職業として商売人であったため、亀井さんの言う事が心に響きました。
郵政改革で変わってしまった点を連立でどの点を元に戻したのかの説明でした。
後に郵便局の購買担当の人に直に聞いた事は、亀井さんのラジオで話していた事と同じでした。郵便局で色々な備品や消耗品を買う時に、郵政改革後はかなり小額のものでも地元の郵便局に買う権限はなく本社で全て調達する事になっていました。
地元の商売人は一切郵便局に物を売れなくなっていたのです。地元にお金を落とさずに血税、血税と安さだけを追求する事を私は良しとは思わないと言っていました。
非常に末端の事が分かっている内容の話に、私は目からウロコでした。
数日後に総選挙がある中で、全く国民新党に投票する気など無かった私ですが、
その時の選挙だけは、比例区のみですが国民新党に投票しました。
先ほどの後に聞いた郵便局の人の続きの話です。
「今は、物によってはまた地元の人から買えるようになったんですよ」
そして、その1年ほど経った頃、私は仕事で山奥をクルマで走っていました。
そこにちょっとだけ民家が集まった集落、そこに郵便局がありました。
80円で手紙を運んでくれる、お金を下ろせる場所。採算だけを考えたらもちろん
やっていけない郵便局です。でも、その山奥の郵便局を見つけた時、これはやっぱり必要だと強く思いました。
決して保守ではない、郵政関係の守旧派は社会民主主義的発想だと私は思います。

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